6月 13, 2014 - 函館, 青年センター    公共施設をかしこく利用するために はコメントを受け付けていません

公共施設をかしこく利用するために

函館市における公共施設ですが、今年4月1日現在で市の直営による運営施設は216あって、指定管理者制度で運営されているものが546施設(公募52施設、特例措置494施設)あります。

すでに公募による指定管理者制度が導入されていて、今年度で契約が終了する施設が今年は多く存在します。よって、来年度からそれらの施設を運営する指定管理者の募集が先月から始まっており、今月いっぱいで締め切られます。なお、青年センターは平成24年度~平成28年度までの契約です。

一方で、直営から指定管理者(公募)になるもの、特例措置の指定管理者から公募の指定管理者になるものがあります。

注目すべきは多くの市民が利用している函館市図書館です。来年度から市の直営から公募による指定管理者になる施設です。児童館もその一つですね。

指定管理者が公募になると募集要項が発表されますが、要項の中で疑問に思ったことや過去の運営実績などについて指定管理者に応募することを検討している団体(会社)は決められた期間までに質問できるようになっています。回答はホームページ上に掲載され、今回はこの図書館の質問と回答がたくさん飛び交っていますから、多くの団体が注目していることがわかります。もちろん、どの団体が質問したかはわかりません。。。

あと、図書館に限らず様々な施設の質問と回答を見ていると、市の見解やその団体が注目している点などを知ることができてとても勉強になります。最新情報はこちらから見ることができます。

普段何気なく利用している施設の運営実態を知ることで、施設の見方や利用の仕方・意識も変わってくると思います。
施設を運営している人間の一人として思うことは、市民の方には限られた条件をご理解いただき建設的な意見や要望をするスキルを身につけていただければもっともっと公共サービスはより良くなるということです。例えば市民の方に「こういう要望は無理難題だから意見しても無駄だな」と思ってもらえるようになれば、業務効率化しますので維持管理のコスト削減につながってその分サービスレベルの品質向上にもなり得ます。そのことで多くの市民の方に対して、よりよいサービスを提供することができます。もちろん、私たちも気づけるように最大限努力するのは当然ですが、どうしても市民目線でないと気付かないこともあると思うのです。

公共施設は市民のためのものです。
市民の皆さんはその施設がどのように運営されているか、実態を知る権利があります。利用の実態を知ることで、その施設をもっともっと「かしこく利用する」ことができると思います。ぜひ函館市のホームページをご覧になって、いまご自分が利用している施設について考えてみてもらえると幸いです。

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