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2010年12月19日

市民活動支援セミナー最終日

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おとといから受講している市民活動支援セミナーは
今日が最終日でした。午前中は川北さんが講師。

昨日やったことを発展的にお話されていました。
主に組織についてのこと、計画をたてることについて。
その後参加者別に個別に質疑応答という感じでした。

(以下、同じく備忘録・・・)
○物事は経験則だけで判断するのではなく、申し送りをしっかりとする。利用者と接する団体の場合は分析の結果や思いをしっかりと伝えなければ意味がない。稼働率○%で終わるのではなく、市民がそこで何をもとめているのかを分析する。
○記録するべきものは適切か?書式が適切でないと、記録することすらめんどくさくなってやらなくなる。自分がいま何を勉強しなければならないのか、見極めるだけでも充分研修になりうる。
○年代別に部会をわけることで効率的な運用が可能になる。ちゃんとしたニーズが見えてくる。
○例えば、アンケートをとりたい場合、ただ単にチラシ・ホームページを作るのではダメ。書いてほしい人がそれらの情報をどのようにキャッチするのかを分析して、そこのアウトリーチをかけるのが一番早い。
○「より多くの・・・」というより「○○代」として、間口をせまくすることで参加者のハードルがさがる。
○計画をたてるときは一緒にやってくれる人もわからなければ誰も付いてこない。自分がわかっているだけではダメ。
○「思い」か「思いこみ」か?重いなら言葉に。思っているだけでは伝わらない。伝わらないと広がらない。事実に基づくニーズを示すことで参加したい、広げたいと「共感」して思ってもらえる。
○調べる=「かぞえる」+「くらべる」+「たずねる」+「さがす」

ちなみに(何度かお見せしたかもしれませんが)・・・

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函館のこれまでの20年とこれからの20年の人口です。

これは大変だw

函館の人口は戦争や災害が起きたときの減少率に比べて
ものすごいスピードで減っている・・・
全国平均の20年から30年早いスピードだそうです。

ということで、言葉と数字は一人歩きする。してくれる。
⇒そうすると人は話を聞いてくれる。特に行政。

○計画とは誰かに手伝ってもらうために9つの質問(6W3H)に具体的に答えること。
・ニーズの2W1H(Why、Whom、How far)
・プロセスの3W1H(What&How、When、Where)
・資源の1W1H(Who、How much)
○評価は視点、配点、採点、改善点にわけて、組織と個人で分けて行うもの。漫然と業務をおこなっていないかを定期的にそれでチェックする。

最後にあっがいが共感した川北さんの言葉。
「ボランティアだから」は理由にしてはならない!ボランティアのプロだからこそ、社会に期待されたことをやっていく!それは「いい人」でいるのが目的ではなく、「いい組織・活動」をしなければならないから。この午前中で・・・何かが見えた気がしました。

で、午後からは丸藤さんのワールドカフェワークショップ!

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①函館の課題と与件
②函館のニーズ、団体のニーズ
③それを実現させるためには必要な取組みは何か
を順に席順をシャッフルしながら、大きな模造紙に書いていきました!久しぶりにやったワールドカフェ!いろんな分野の方のお話・・・特に子育て関係のことをやっている方の話を聞くことができて楽しかったです。

とても充実した2日半でございました。
まちセンの皆さん、旭川NPOサポートセンターの皆さん、そして川北さん!ありがとうございました!次回は6月にまちセンで行われるそうです・・・残念ながらあっがいはすでに予定が入っていて参加できませんが・・・これからもよろしくお願いします!

市民活動に興味のある方は下記を定期的にチェックです!!!もちろんまちセンもね!
IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]
NPOWEB NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会

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4位と同点!w
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投稿者 sen59 : 2010年12月19日 23:48| 函サ協

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