2月 5, 2015 - 函館, 日記    誰もが生きやすい社会とは はコメントを受け付けていません

誰もが生きやすい社会とは

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以前、青年センターブログでご紹介した宮本真人さん(以下:みやも)と性同一性障害の相談窓口「おねすと」の活動が本日放送のNHKニュースウォッチ9(全国放送)で紹介されました。(放送された映像はこちらから見られます。今回取材していただいたNHKカメラマン奥村さんのレポートはこちらから見られます。)

みやもは女の子として生まれ、性同一性障害の当事者として性同一性障害ついて知りたい方、相談したい方のための窓口「おねすと」を2013年に立ち上げて活動していました。悩みぬいた末に27歳という若さで自ら命を絶ってしまいましたが、現在はお母さんの宮本ミドリさんがその活動を引き継いでいます。

生前、多方面で精力的に活動しており、函館の文化活動や市民活動の将来を担う感性豊かで将来有望な人材であっただけにとてもショックでした。私自身、みやもとは大門横丁、まちセン、芝居などで交流を持っていました。お別れ会も参加しましたが何だかとても切なかったと記憶しています。

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今回、「おねすと」の活動をひろめようとミドリさんとご友人とでチラシを作成され、青年センターにご持参になりました。青年センターも何か協力できないかということで設置させてもらっています。そのときの様子をNHKさんに取材していただきました。一瞬ですが私も映像に映りました!大変光栄です。

今回の放送を通じて、お母さんのお話をあらためて聞いてみると胸を打たれました・・・これからも応援していきたいです。

東京都内のメンタルクリニックで性同一性障害の1000人を対象にしたアンケートによると自殺を考えた人は62%もいたとのことですから、おねすとの活動が広がることで性同一性障害への理解が深まり、悩んでいる人が減り、誰もが生きやすくなるにはどうしたらいいのか一人ひとりが意識し思いやりを持てる世の中になることを願ってやみません。

性同一性障害について、一人で悩んでいる人はいませんか?少しでも誰かに話すことで気持ちが楽になります。ミドリさんはいつでも相談に乗ってくれるということです。性同一性障害の当事者だけではなく、そのご家族や身近な方からの相談も受け付けるということです。

性同一性障害の相談窓口
「おねすと」
代表代理連絡先
090-2074-2169(宮本ミドリ)

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