« HADAくん | メイン | YOSAKOIソーランに行ってきます! »

2012年06月07日

スローフード研究会に参加してきた。

120606_1_DSC04817.jpg
昨日は水曜日なのでお休み。
ということで、社長と一緒にランチw

北海道中小企業家同友会函館支部のはこだてスローフード研究会の第1回学習会に参加させてもらいました!五島軒でランチのあとは株式会社みよいの明井清治社長から「有機野菜の価値はどこから?」をテーマに講演がありました。

120606_2_DSC04818.jpg
森町にあるみよい農園といえば!日本一甘い(糖度25.6を記録)かぼちゃ「くりりん」で有名です。写真はそれを使ったスープ!とにかく甘かった!

農家は独自のノウハウや経験で運営しているというイメージがありがちですが、明井さんは数値や科学的根拠をもとにかぼちゃの栽培をされています!

ポイントは・・・
「海産物堆肥散布」「海洋深層水散布」「高温キュアリング」

すべての生命の源は海から!ということで、まず最初にミネラル豊富な海産物の堆肥を散布するところから始まります。

中盤に海洋深層水の塩分を抜いたミネラル水と木酢液を散布することで、地中の硝酸態窒素が少なくなります。これにより自然に近いやわらかい土ができあがるため微生物が活性化し、ミネラルを野菜にたくさん吸収させることができます。納豆やヨーグルトがそうですが、菌を摂取することは健康につながるのです。

ただ単に農薬や化学肥料を使う栽培の仕方は土が酸性になるため病原菌が育ちやすくなってしまうそうです。肥料を増やすのではなく、土に微生物を増やせば健康的な作物ができあがります。これによりガン患者の割合も減るのではないかと推測しておられました。

そして出荷前に、激しい温度差のある高温キャリアリング室に運んで1週間くらいじっくり熟成させてデンプン質を糖分にかえることで日本一甘いかぼちゃができるということです。

極論ですが「函館山に習えば簡単なこと、何もしなくても作物は育つ」だそうです。山には農薬よりも強力な紫外線から、落ち葉などが土の身を守ってくれる自然な環境があるからです。ということで、畑を耕すのではなく、微生物を育てて自然が畑を耕した方がいい土ができる!そして有機野菜は安心だ!と熱弁しておりました。

「自然の力を思う存分使っているだけ」とお話されていましたが、研究熱心な方だな・・・という印象をうけました!明井さんありがとうございました。

-----------------------
10位に落ちた・・・

クリックお願いします!

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ



投稿者 sen59 : 2012年06月07日 21:55| 函館

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://sen59.jp/blog/mt-tb.cgi/2655

コメント