« ソフトバンクからの贈り物 | メイン | しゃみっと予習 »

2008年06月27日

南京そば試食会

080627_1.jpg
ハコダテ150で話題になっている日本最古とも言われている「南京そば」。
現在、10月に行われる開港5都市麺フェスタへ向けて復刻プロジェクトが進んでいます。

080627_2.jpg
昨日はその第1回目の試食会が昭和にある「味処昭和苑」にてありました~。
このラーメンの復刻にあたっては市内製麺業者やラーメン店主、食材卸会社、ラーメン愛好家が中心となり、歴史的な検証、試作を繰り返しながら、定期的に会議を開催し議論を重ねてきました。

080627_3.jpg
アンケートもこの試食会においでになった方々からたくさん回収してその意見をもとに次回の試食会と10月の麺フェスタへむけてブラッシュアップします。

今回の南京そば試食会を通して感想として多かったのは、ビジュアル・トッピングは銀杏が使われていたということで「驚き」が多かったです。一方、麺とスープはいずれも人によって麺のアピールが強かったり、スープのアピールが強かったり・・・と感じられたようです。

明治17年当時の南京そばを完全に再現させるのは困難ですが、それを極限にまで近づけるのが今回の目的・・・ただ商品として提供するからには「現代人にあう味」も重要という意見も・・・復刻プロジェクトが始まってから「味」重視か「再現」重視かという議論は耐えていません・・・どうやらこの点が今回のプロジェクトのカギになりそうです。

ということで作り手の方たちは次回の試食会へ向けて準備に入っています。

あっがい個人としての意見は、当時の味を再現することが目的なのでそれに付随するおいしさ(ここでいうおいしさは現代人の口にあう味)は二の次だと思います!・・・おいしくなくても説明がつけばお客さんも納得してくれるはずです。おいしかったら(というより現代人の口にあうような味を表現しても)逆におもしろくありませんし・・・。

極端な話「意味のある、おいしくなさ!」を再現できたほうが今回の復刻プロジェクトの趣旨にあっていると思います!まあ、そんな商品は復刻だからこそ許される(?)方針であり、本当の意味での復刻の本来の姿はそれが理想だと思います。



投稿者 sen59 : 2008年06月27日 23:59| 函館

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://sen59.jp/blog/mt-tb.cgi/1200

コメント

記事投稿ご苦労様です。
僕んちのPC、写真モザイク出来なかった
ので、記事アップ中止してました。

投稿者 M : 2008年06月28日 10:37

>Mさん

いえいえ~試食会にきていただきありがとうございます!次回もぜひ!今日もありがとうございました!

投稿者 あっがい : 2008年06月30日 00:20