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2011年12月18日

対話の場

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今日はNPO法改正&新寄付税制の緊急勉強会がまちづくりセンターで行われました!
NPO関係者だけではなく、市議、道議の皆さんもご参加されていました。

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講師はなんと!衆議院議員の逢坂誠二さん!

改正されたNPO法、「新しい公共」についてわかりやすく解説してくださいました。

これまで受講してきた勉強会は技術論的な部分がメインでしたが、今回のように理念的部分に重点をおいた勉強会は初めてでした!

新NPO法は寄付の促進が目的。
現在、認定NPOに寄付をした場合は国税の一部控除が適用されます。しかし、地方税にそれを適用させるためには各自治体で条例をつくる必要があるのでがんばっていただきたいと、道議や市議の皆さんにお話をされていました!

これまでとは発想が逆!

国よりも、道や市といった現場に近い自治体が条例で認めたNPOに寄付した人が税金の控除をうけることができるのです!(この説明、超わかりやすかった)

「新しい公共」については、生きがい・居場所・みんなが社会のなかでそれぞれ出番と意味できるようにいきいきとした社会を作ること。ただ税金をおさめるだけでは生きがいも何もない殺伐とした世の中になってしまうとおっしゃっていました。

公共=官 ではなく、 公共 > 官(国・都道府県・市町村)
だと。

まさに市民が主役の考え方です!

様々な立場の人が話し合う機会も減っていて、相互の意見が言い合えない、新しい価値観と出会えない世の中は何も変わらない。ただ「住民投票すればいいや」の世の中はみんな不幸なのです!

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これらの話を踏まえて、あっがいは「いきいきとした社会」という考え方で、函館市における指定管理者制度の提案金額重視の配点についてどのようにお考えかを質問させてもらいました!(写真はまちセンのえのさん提供)

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それに対して、逢坂さんはiPadを取り出して・・・!

総務省のホームページを開いて、私と市議の皆さんに指定管理者制度の本来の概要について丁寧に説明してくれました。そうです。「ただの競争入札ではなく、予算の削減や効率性を目的としているものではない」と。市議の皆さんもじっくりと耳をかたむけて聞いてくれましたし、私に話しかけてくれた市議の方もいました!

他にもいろいろ発言がありましたが、参加された皆さんにとってとても建設的な対話ができた勉強会だったと思います。

最後に逢坂さんは「函館は市民活動が目に見えて盛んな街、これからもがんばってください。」とエールを送ってくださいました!

国会議員、市議、道議、市民(NPO)が対​話する場、こんなの初めてでした!

函館の街のサイズだからこそ実現できた対話。すばらしかった!

そのサイズと新しい法律(&新条例?)を工夫してできることはもっとある。
そう感じた勉強会でした。

逢坂さん!ありがとうございました!

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投稿者 sen59 : 2011年12月18日 23:47| 日記

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