8月 25, 2011 - 科学祭    No Comments

恋ごころの不健全

110825_1_DSC_0045.jpg
はこだて国際科学祭、科学夜話第3夜にスタッフとして参加してきました!今日も満員御礼でした!御来場いただいた皆さんありがとうございます。リピーターもいらっしゃって感謝!
今日のテーマは「恋ごころの不健全」、北海道教育大学函館校 准教授の今在慶一朗先生を講師にお迎えして実施されました。テーマがとてもインパクトがあります!
講演の最初は「好意」と「愛情」の違いから始まりました。愛は6つ(エロス、ルダス、ストーゲイ、プラグマ、マニア、アガペ)に分類されるというお話など、先生のテンポのいい話し方で会場内ではたくさんの笑いが常時起こっていました!
「今日はテーマが不健全なので、どんどん不健全になっていきますから!」「田嶋陽子に怒られるかも知れませんが・・・」などの下りがヒットw
そして、男性と女性が、お互いを選ぶ基準を世界的統計と生物学的観点からわかりやすく説明してくれました!
男性は容姿にこだわる、自分より若い子が好き(100%)
女性は収入が大事、野心と勤勉さを重視する
ということで・・・男性は自分の子孫を多く残したいのでそれをかなえてくれる女性を求め、女性は自分の子どもにたくさんの投資をしてくれる男性をもとめるそうです。
110825_2_DSC_0066.jpg
後半は、浮気と嫉妬の話から始まって、人間と生物の身体的特徴(性器や生殖器など)は一夫一妻や一夫多妻と深く関連している「性的二型と睾丸」について説明してくれました。日本は「一夫一妻」が基本ですが「一夫多妻」を認めている国はたくさんあります。しかし、経済的理由から「一妻多夫」が起こることはありますが常態化しているのは0%だそうです!ここでも、オスとメスは繁殖戦略に違いが生じていることがわかります。
男性はばら撒こうとする
女性は確実性を求める
ということです。
最後に・・・恋は3年ということをおっしゃっていました。
なぜなら・・・子どもは3歳で大きくなって手がかからなくなるので、オスはそのあと違うメスを求めてどこかにいってしまうのが生物学的に正しいからなんだそうです。
ということで、恋心は生物学的には不健全なのが自然なのだそうです。不健全という定義も道理とか経済的理由から人間が後から作ったものといわれればそうかもしれませんね。
明日は「ネットワークでつくる放射能汚染地図」で有名な七沢潔さん(NHK放送文化研究所)を講師に迎えて科学夜話スペシャルが中央図書館で18:30から行われます!ぜひ足をお運びください。
————————
11位のまま・・・
No More Hairさんががんばってます!w
クリックお願いします!

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ

Follow me!


PAGE TOP