12月 27, 2013 - 函館    今年一番ひどいと思った件。 はコメントを受け付けていません

今年一番ひどいと思った件。

2013年も残すところあと数日・・・
先日からFB上で話題になっている某端末。この一年で一番ひどいと思った件です。そういうからには私もブログに載せないわけにはいかないわけですし、あとになって調べたい時に検索できるので掲載します。

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この巨大パネル端末、12月20日から五稜郭タワーと函館駅に設置されています。設置日初日に見てきました!

ご覧の通り、函館駅から五稜郭タワーまでの探索を検索すると「経路が見つかりません」と表示されます。その旨記載しFBで展開したところ、50件を超える多数のコメントを頂戴しました!ありがとうございました。とにかく使えません・・・!?せめて、五稜郭タワーまでの経路がないとしても、近くまで行って徒歩で歩くなど誘導しなければ意味がありません。

ちなみにちょっとの時間、この端末のはたから見ていましたが・・・一人の男性がさわっていましたが首をかしげて数秒でその場を去っていきましたw

これを開発したのは私が大嫌いな光iフレーム(通称:怒iフレーム)でおなじみのジョルダン!使えない指数100%のサービス。そのときの様子はこちら。ジョルダンは乗換案内のシステムで有名な会社ですよね。とにかく内地の会社だからと言って地方をなめています。ますます関東が嫌いになりました。ありがとう。

ということで、私が思った点と問題点を列挙します。

・そもそも誰に向けられて作られたのかわからない。いまの時代はみんなスマホを持っているので、行きたい場所は自分の端末を使って情報を検索します。果たして誰が使うのでしょうか?無論私はガラケーユーザですが、そういう使い方ができるくらいのことは知ってますw
・初期設定が全ての場所にバスのみで行くようにプログラミングされている。市電も設定できるようだがわかりづらい。観光客はそもそもバスを敬遠します・・・停留所名とか系統とかわからんって!!!隣の施設(例:五稜郭タワーから北洋資料館)にすらバスを使って云々と遠回りの誘導をされる・・・ グーグル先生は出発場所と行先を入力すれば乗り継ぎを含めた最短・最良ルートを自動的にたくさん提案してくれます。このパネルをさわるユーザはそのアウトプットを期待してさわると思います。
・で、情報検索すらしづらいのに、やっとの思いでたどり着いたコンテンツが貧弱。スマホでググった方が詳細を知ることができる。起動もスムーズではない。
・この事業のために市が支出したお金が今年度だけで約6000万円!私たちの血税です。納税者として許せません。システム開発費が5000万円というから驚き・・・正当なものなの???
・仮にシステム構築の費用が正当な金額だとしても、システムの仕様やコンテンツを渡したり要求したりなどの発注の仕方とその重要性を発注者側である市が認識していなかったからこういう結果になったのではないか。よくある業者任せで「残念」な結果に。(あくまでも邪推ですが・・・その1)
・観光客に対するサービス向上であれば、緊急雇用を活用して観光コンシェルジュを配置した方がよかったのでは?3月までの予算消化であればたくさんの雇用を産めたかと・・・!?どうしてもジョルダンに発注しなければならなかった理由が他にあるのではないか。(あくまでも邪推ですが・・・その2)
・この手のモノの当然のオチとして・・・他の携帯端末やPCでこのサービスを使えるようになっていない。え?6000万だよね?w
・しかもこの端末、増設する予定だそうです。ふざけてます。

使いやすいかどうかを別に考えれば乗換機能が付いた端末があるのは大きな進歩かもしれません。事業者同士を連携させ、観光客に向いたサービスを提供するためには、行政という中立の立場が橋渡しをするしかありません。願わくばその立場をフルに使っていただきたいものです。設置してしまったからには早急な対策を願います。

まあ、それ以前の問題な気もしますがw
っていうか、痛いニュースに載りそうなネタだわなw

>>プロポーザルの公募内容はこちらから。
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