12月 3, 2014 - 日記    20年後のキートン はコメントを受け付けていません

20年後のキートン

141203kiton
先日発売されたMASTERキートン Reマスターを買いました!函館市内は通常の発売日より3日遅れて入荷・・・地方のつらいところです。

さて、読み終えた感想は「最高」の一言・・・
日本を代表する浦沢直樹先生の傑作漫画の一つですが、最近の若い人は知らない作品かもしれませんね・・・当時の「MASTERキートン」、私は高校時代に読みました。今回発売されたのはその完全新作ということもあり、人気で品薄状態だとか。昔を懐かしめる商品はその魅力をさらに増してくれるのが不思議なところです。(浦沢直樹さんの最近の作品といえば「20世紀少年」ですね!映画化もされて話題になりました。「MONSTER」は毎週コンビニで立ち読みするのが楽しみでした。)

主人公の平賀=キートン・太一は探偵兼考古学者。基本的には1話完結のスタイルで、世界各地を飛び回りさまざまな事件を解決するという形式です。考古学・歴史的観点や地理的なこと、世界各地の宗教的なことや生活感が1話ずつしっかりとわかりやすく丁寧に盛り込まれているだけでなく、話に登場したそれらの背景を物語の構成へ組み込んで、最後はハッピーエンド(人間ドラマ)に落とし込んでいるところが魅力です!なのでかなり勉強になります。
そういえば、アニメ化もされました。深夜に受験勉強の合間に見ていたのが懐かしいです。作品を見て毎週感動させられていましたが「世にも奇妙な物語」の音楽などで知られる蓜島邦明さんの曲が作品とマッチしていてとても印象的だったのを覚えています。特にキートンの恩師が「昼間働かねばならないのなら、夜勉強したまえ。」と言ってキートンに研究室の鍵を渡したシーンと、その恩師と彼が再会したシーンは今でも忘れられません。
「昼間遊ばなければならないのなら、夜勉強したまえ。」と最近の学生に言いたいw

いろんな人に読んでもらいたいですが、特に若い人に読んでもらいたい作品の一つです!

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